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『お葬式をどうするか 日本人の宗教と習俗』いつから葬式の文化が始まったか。

お坊さんが葬儀を司る慣習がいつから始まったか、実は江戸時代なんですね。仏教伝来は6世紀頃ですから、それに比べると随分日が浅い


元々葬儀の慣習があったキリスト教を取り締まるために、江戸幕府が寺院に葬儀を命令したのです。(檀家制度とも密接に関わりあります。)


ところが、命令されたお寺の住職は焦った。出家した仲間の葬儀はしたことあるが、一般人の葬儀はやったことない。そこで、出家仲間同士の葬儀の仕方をやり始める。死んだら、出家したとみなして戒名を授けるなどが一般にも普及し始める。やり方に試行錯誤あったにせよ、お寺は檀家制度を敷いて戸籍を管理し、葬儀を司るようになってくる。


葬儀で経済的に安定するようになったお寺の中に、お金儲けの天才が居たのかもしれません一周忌、三回忌などの年忌法要というイベントを設定し、お寺にお金が入る仕組みを考えた。値段によって変わる戒名も。。。。。著者は、こういう経済活動を悪乗りという言葉を用いています。


目の前に息をしていない死体があると人は動揺するし、死後の世界のことは分からない。迷信や霊や穢れ、祟りが今以上に信じられてい時代、このビジネスモデルは時代にマッチして成長してきた。でも、科学が浸透した現代、我々一般人は、もうこの葬式仏教のビジネスモデルに気づくべきだ。残念ながら、役割を終えたお寺が多くあると思います。


しかし、そんなお寺は、超高齢化社会の現在、"これが最後の需要期"と気合が入っていますよ。


いざ、死者が目の前にいると、冷静な判断が難しくなります。余裕があるとき、読んでみてください。お葬式を考えるきっかけとなります。



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